2026年6月7日に開催された「Mt.富士ヒルクライム(富士ヒル)」に出場し、86分54秒でゴール!無事ブロンズ(90分切り)獲得できました!
今回は、実はほぼ初めてのヒルクライムレース(厳密に言うと2017•2018のハルヒル、2017赤城の計3回出ていますがその頃はパワーという言葉も知らない頃でした笑)。
もちろん富士ヒルへの挑戦も初めて。
2025年4月に出産して、体力はほぼほぼ戻ったものの、子育てが最優先なのでトレーニング時間は取りにくい。そんな環境のなかでどうやってブロンズを獲得したのか、その舞台裏をお届けします。
なぜ富士ヒル?
そもそもまず、なぜ富士ヒルに出ることにしたのか。
2025年4月に出産をして、子は1歳2ヶ月というタイミング。「産後IRONMAN完走」という目標も達成して、しばらくロングトライアスロンをお休みすることを決めていた。
ただ、いつか出るULTRAMAN世界選手権に向けて最低限の体力は維持しておきたいので、今年は1時間〜2時間ほどの競技に挑戦したいと思っていた。
子供がまだ小さいとなかなかトレーニング時間が取れない中で、ヒルクライムや50kのしろさとTTなどの練習だったら、なんとかやりくりしやすかった。
それに富士ヒルにはまだ一度も出たことがなかったので、目標にするのにとてもよい大会だった。
目標|85分?!
1時間を超えるヒルクライムをするのは練習も含めて初めて。
参考になるのは産後ベストのしろさとTT、77分3.2w/kgという数値。
TTバイクよりロードの方がパワー出しやすいという理論から、私は富士ヒル3.4w/kgくらいで登れるのでは?と思っていたけどそんなに甘くはなかった(笑)
エントリー当初の目標は80分(笑)
4/17に初めてみんもりでヒルクライムTTなるものをやってみて2.9w/kg 64分。これはブロンズを獲れるかも怪しい記録。
「ヒルクライムって難しい…」と、ここで初めて現実を目標を85分に変更。
初めての富士ヒル試走は4/29。単独で下山荷物や撮影機材も積んで激重だったけど料金所から88分くらいで走れるかな?と思っていたら1時間36分(2.9w/kg)。富士ヒルを甘く見過ぎていた(笑)
ここで更に目標を変更して
A目標:85分
B目標:87.5分
とした。
85分も厳しい状況だけど、目指せなくもない、ただ、現実的には87.5分かな?という感覚で練習をしていた。
練習|試走は3回
3月末にしろさとTTに出たので、パワトレは2月から週2程度でしていた。
富士ヒルに向けた本格的な練習は4月から。週3(1〜1.5h)のパワトレをメインに他はeasyかランで繋いでいく。外ライドは試走以外ほぼなし。
5月中旬からはレースパワーを30min〜1.5h維持するメニューも取り入れた。SSTやCXなどのメニューは楽にこなせるのに、レース強度を長時間耐えるのが苦手だったのでこのメニューがとても合っていたし、1番自信に繋がった。
試走は3回。
4/29
5/15
5/29
1回目(4/29): スバルライン自体5年ぶり3回目だったので、ほぼ初見。単独で下山用荷物や撮影機材で+2kgほど。
2回目(5/15):前半抑えめに入り余裕を残して終えた。なんとなくコースも覚えてきた。
3回目(5/29):前半210wで入ったらオーバーペースにより大失速。2合目から先はポタリングでコースをしっかり確認。
富士ヒルの週は完全レストで、木曜に215w30min、金曜にEmilyで刺激を入れた。
育児・仕事との両立
仕事は産後1ヶ月から復職していて、月100〜120時間程。3月までは自宅保育でなかなか時間が取りにくかったけど、4月からは保育園に通いだし、少し時間が取れるように。
とは言っても保育園の洗礼を受け、コロナや風邪等でお迎えコールの嵐。練習しようと思ったらお迎えコール、明日はキツいメニューやろうと思ったら熱でお休み、なんてことは多々あり、思い通りにいかない日も多かった。
そして何より子供の風邪がやっかい。移らないように気をつけるのはもちろん、我が子は風邪を引くと夜泣きが多くなるので、親も睡眠の質が下がる。睡眠の質は運動パフォーマンスに直結するので、なんとか風邪を引かせないように気を遣った。
幸い親や義両親がレースも応援してくれていたので、たくさん頼れたのもありがたかった。試走の直前にお迎えコールがあった時もお迎えに行ってくれたし、レース前日からお泊まりで預かってくれたのでよく眠れた。本当に感謝。
そんな家族の支えもあって、4•5月は月間30時間ほどは練習時間が取れた。産前は60〜80時間ほどトレーニングしていたのでそれに比べたら半分くらいだけど、昨年9月のIRONMAN前も30時間ほどだったので、私にとって育児•仕事•トレーニングを無理なく継続するには月30時間がベストな時間なのかもしれない。
当日
3:45起床。4:00に家を出てコンビニで朝ごはんを調達。5:00に駐車場着。
都内からの当日入りをみんなに心配されたけど、富士急ハイランド駐車場だったからか?時間も早めだったからか?渋滞ゼロで会場入りできた。
家のベッドでぐっすり眠れるので次回も前泊なしで行くと思う。
前夜にカーボローディング?でパスタを大盛り食べたら朝はお腹が空かず、5:30頃までにおにぎり、スニッカーズmini、ハリボー半分を食べた。カロリー的にはもう少し食べたかったけど、無理に食べるのはやめた。
7:10〜7:40スタートの第4ウェーブ。後方からスタートすれば良いと思っていたので、整列は急がず、6:30頃駐車場を出発して7:00前に会場着。
流れで整列して7:26頃スタートできる列に並べた。整列してからトイレに行く時間もあり、直前に行けてよかった!女子トイレはガラガラだった。
レース
当日の体重は63.6kg (全然痩せなかった苦笑)。
85分切りが目標とは言っていたものの、現実的には87.5分だったのでステムに貼ったタイム表も87.5分。
レースプランは1合目下駐車場までは抑えて205w厳守。
そこから調子に合わせて上げ下げ。
平均205w目標、調子が良ければ208w目標。
直前の試走で前半210wで入って失敗したので、どんなに調子が良くてもあげすぎないを徹底。
前半落ち着いてかなり余裕で入ったこともあり、1合目下駐車場から3合目中盤辺りまではペースを上げられて208〜210wを維持できた。
87.5分のタイム表が自分の脚質に合ってなかったのか、スタート直後から常に30〜40秒ほど遅れていた。ただ、試走のタイムよりはいいことがわかっていたので、タイム表は早々に見るのをやめてパワーだけを指標にして進んだ。
途中何度か呼吸が苦しくなったり、1回だけ足がキツいなと思った場面もあったけど、都度強度を調整したので、崩れる場面はなかった。
大沢駐車場が見えてきた辺りで呼吸が一気に苦しくなり意図的にパワーを落とす。
ここから先は本当に辛かった。試走では一度も感じなかった空気の薄さを感じ、みるみるパワーが落ちていく。
「あと3kの看板から8分くらいでゴール」というふわっとした記憶を頼りになんとか看板まで踏ん張る。看板あった!と思ったら「あと4k看板」で愕然とする。
この愕然としてからの残り4k〜3k区間が1番キツかった。無事3k看板を見つけるも、頭に酸素が回ってなくてゴールタイムも計算できない。よくわからないけど進むしかない!という状況だった。一回冷静になれればよかった。
平坦区間では180wくらいしか出ていなかったけど、スピードは出ていたので最後の登りに向けて意図的に休む。
最後の登りはラストスパートかけたかったのに、タイムや残りの距離を見る余裕もなくパワーだけをみて必死に登るだけになってしまった。
ゴール線を越えてからようやくタイムを見て86分台。ギリギリ87.5分は切れた!
もう少し冷静になれていればもう少しタイム縮まったかな、、という悔しさもありながら、自分的には上出来の内容でした!
改善点
①減量
大の苦手な減量。目標は当初60kgだったけど途中で下方修正して62kg。4月から減量を開始したけど結局1kgも減らず、63.6kgで当日を迎えた。体重は減らなかったものの体脂肪率は5%ほど落ちて、見た目もー2kgほど絞れて体質はかなり変わったので、この点は減量を頑張ってよかった。ただ、ヒルクライムには体重の絶対値が大きく関係してくるので、次回は減量を冬場から頑張りたい。
②タイム表
ネットから拾ってきたタイム表を貼っただけだったので、87.5分から前半40秒も遅れていたのに、結局ゴールでは40秒巻いた結果になってしまった。「目標タイムより遅れている」と思いながら登るのはメンタルに悪いので、次回は自分の試走タイムから算出して貼る。
③機材課金
今回富士ヒルに向けての機材調整はゼロ。普段乗っているまま出場した(8.2kgほど)。軽くできるパーツはいくらでもあるので次回課金するかは悩みどころ。
まとめ
初めての富士ヒル。みんなが『富士ヒル!富士ヒル!」という理由がわかりました。笑
本番だけでなく練習の過程から
めっちゃくちゃ楽しかったです!
楽しすぎたので今年は赤城ヒルクライムもエントリーしました(笑)
早ければ来年にはロングトライアスロン復帰しようと思っているので、次の富士ヒルはいつ出るか明確に決めていませんが、また絶対出たいし、次こそは80分切りを目指したいです!
今回の富士ヒルに向けてアドバイスくだっさった皆さま、本当にありがとうございました!そして、応援してくださった皆様も本当にありがとうございました!